計画的に資金が準備できる
老後の安心

計画的に資金が準備できる

JA共済連香川老後の資金

個人年金で老後を豊かに暮らそう

「老後のために、2,000万円備えておきましょう」。そんな言葉を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。人生100年時代と言われるようになり、公的年金だけでは不安を感じている人もいらっしゃるかと思います。何十年も先のことを今からイメージするのは大変ですが、老後に必要なお金を具体的に確認しながら、未来について考えてみましょう。

老後に必要なお金って?

具体的に、老後にどのような費用が必要なのかを見ていきましょう。

  • 生活費用
    食費や光熱費など
  • 医療費用
    入院や通院のための費用。ひとりあたり200~400万円用意しておけば安心と言われています。
    ※厚生労働省「医療保険に関する基礎資料 ~令和2年度の医療費等の状況~」
  • 介護費用
    生命保険文化センターがおこなった調査では、介護にかかった費用の平均は1ヵ月あたり約8万3,000円、単純計算で年間99万6,000円にのぼります。また、住宅改造や介護用ベッドの購入費など一時的な費用の合計は平均74万円でした。
    介護期間は平均5年と言われていますが、認知症の方の場合は施設に入所するケースが多く、またその介護期間が長くなる傾向にあるので、1,000万円ほどかかると言われています。
    ※生命保険文化センター「介護にはどれくらいの費用・期間がかかる?」
  • 葬式費用
    コロナ禍以降は規模が縮小傾向にありますが、平均184万円ほど必要。お墓も必要となると、さらに100万円ほど必要です。
    ※JA共済「気になるお金の情報メディア みらいのねだん」

このほか、日々の生活に彩りを与える趣味や娯楽の費用もあるとうれしいですよね。最低限の生活費だけが老後資金というわけではないことを認識しておきましょう。

また、上記の費用が必要になってくることを考慮すると、一般的に夫婦ふたりで暮らす世帯に必要な老後の資金は月27万円程度と言われています。独身の方の場合は月約16万円。このなかには家賃も含まれているので、持ち家でローンの返済が終わっているという場合には、もう少し安く済むかもしれません。
※総務省「家計調査報告(家計収支編)」

香川県の年金事情って?

香川県の平均年金受給額は、会社勤めの人(厚生年金に加入している人)で、月約13万8,000円。自営業の方など、厚生年金がもらえない人の場合は月約5万8,000円です。仮に夫が会社勤めで妻が専業主婦やパート・アルバイトの場合、月20万円ほどが支給されます。なお、年金受給額は毎年届く「ねんきん定期便」で確認できるほか、日本年金機構のホームページで「ねんきんネット」に登録すれば、より詳細な見込額を試算できます。
※厚生労働省「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」

ここで、さきほどの話に戻りましょう。夫婦ふたりで暮らす世帯に必要な老後の費用は月27万円と言われているので、公的年金を差し引いても毎月7万円程度必要になります。現代において、女性の2人に1人は90歳まで生きると言われているので、90歳まで生きると仮定して、月7万円×12か月×25年間(90歳-65歳)=2,100万円。老後に2,000万円が必要というのは、おおよそ間違っていないのです。自営業の方は、もらえる年金額が少ないので、もっと準備しておく必要があるということになります。

豊かな老後を送るために。年金共済という選択

「自力で老後のお金を貯めるのは難しい」「老後も余裕ある暮らしを送りたい」と思っている方におすすめなのが、JA共済の予定利率変動型年金共済「ライフロード」。利用者の収支にあわせて、毎月3,000円から積み立て感覚で老後の資金を準備することができます。予定利率変動型年金共済「ライフロード」の強みをご紹介します。

保険料控除対象だから、「今」を豊かに暮らせる

「ライフロード」の共済掛金は、一定の条件を満たせば個人年金保険料控除の対象となります。個人年金保険料控除とは、年間の課税所得に応じて、所得税や住民税が軽減される制度です。一年間あたりの軽減額は何千円程度でも、払込期間が何十年と続くことを考慮すると、かなりお得に感じられるのではないでしょうか。

最低保証年金額が決まっている

「ライフロード」では、年金額が最低保証されます。市場が不調になった場合でも最低保証された予定利率を下回ることはないため、一旦増額された最低保証年金額が減ることはありません。老後の年金を蓄える手段として投資信託や株式などもありますが、それらに比べてリスクが低いということになります。必要になるお金は、必ず貯められる方法で貯めた方が安心ですね。

急な出費にも対応できる

「ライフロード」は、積立型の共済です。急な出費が必要となり、解約される場合には「解約返れい金※」が支払われます。いざというときのための積立機能も兼ね備えています。
※解約の時期により、解約返れい金が既にお払込みいただいた共済掛金の合計額を下回ることがあります。

自動的に将来のお金が貯められる

何十年も先の未来のために、自発的にお金を貯めていくのは難しいもの。毎月、決めた額を「たんす貯金」するという方法もありますが、わざわざお金を引き出して移動しなければならないので面倒です。「ライフロード」に加入しておけば、毎月自動で共済掛金を引き落とすことができるので、気づけば老後のお金が貯まっているという状況に。さらに、「ライフロード」なら年金が増える楽しみも期待できます。

「ライフロード」が満期を迎え、年金を支給されているお客さまと話していると「共済掛金を支払っている間は実感がなかったけれど、今本当に助かっている。もっと多くかけておけばよかった」というお声を頂戴します。また、同じ額を貯めるにしても、短期で貯める方が一か月の負担が大きくなりますし、お金が必要な時までに積立が間に合わない可能性もあります。「ライフロード」への加入は、早い方がおすすめです。

「ライフロード」で貯めたお金は、老後の資金以外にも使える

老後の資金を貯めるのにおすすめの手段としてご紹介してきた「ライフロード」ですが、貯めたお金を老後の資金以外に使われているという方も多くいらっしゃいます。

たとえば、30歳のときに「ライフロード」に加入された方はその後お子さまが生まれ、受け取った年金をお子さまの大学費用に充てられました。「ライフロード」で貯めたお金は、何に使ってもいいのです。おまけに保険料控除の対象ですから、うれしいポイントがいっぱいです。

今も老後も、豊かに暮らしたい方へ

老後の資金を考えるにあたり、公的年金や退職金といった自分で用意できるお金を把握したうえで、貯めなければならないお金をシミュレーションすることは大切です。JA香川県の窓口では、年金共済の豊富な知識を持ちあわせたライフアドバイザーが常駐しています。利用者の方に必要な老後の資金がどれくらいかをいっしょに考えますので、まずはお気軽にご相談ください。「今も老後も、豊かに暮らしたい」と考えている方はぜひ、JA共済の「ライフロード」をご検討ください。

私がご案内しました

JA共済連 香川
普及部 推進課 大原 雅俊

※この記事の情報は2023年5月取材時の情報です。